私が足繁く通った名店「燕京」が閉店しはや数年、
未だに燕京を超える中華丼に出会えていない。
燕京の中華丼と比較をしてしまったらどの
中華丼も「がっかり」か「残念」が関の山、
そんな思いからか五反田エリアでは町中華から
自分を遠ざけていました。
いま思い出しても燕京の中華丼は本当に
美味しかった。炒飯も美味しかったのですが
私はもっぱら中華丼が好きでした。
そんな思い出の中華丼と同じぐらいに
自分の好みに近い中華丼と出会えました。
場所はTOC裏手の路地、山手通りからだと
城南信用金庫本店脇の路地を入り直進、
とん金を通り過ぎ50メートルくらい先の
右手にあるお店、その名は「平和軒」。
運ばれていた中華丼は具材に白菜、きくらげ、
人参、鶏肉を炒め濃いめの醤油餡にからませ
最後に彩りで海老、うずらの卵、かまぼこ
それにグリンピースが乗っかります。
ご飯の量は若干多いですが空腹時なら
食べられる量だと思います。
「さて次回は何を食べようか」
食事を終えてすぐにこう思えるお店は
そうそう多くはない。