徳島市観光協会は、若者をターゲットに阿波踊り(8月12~15日)をPRしようと、アニメのキャラクターを使ったポスター(B1判、写真)600枚を作った。
アニメ映画「空(から)の境界」の主人公、両儀(りょうぎ)式(しき)(女性)と黒桐(こくとう)幹也(男性)が、演舞場で踊り見物する姿をデザイン。背景には月光に照らされた眉山を描き、「美-、徳島阿波おどり」とキャッチフレーズを入れた。
デザインしたのは、映画を作ったアニメ制作会社のユーフォーテーブル(東京)。同社が4月、徳島市内にスタジオを構えたことから、協会が「一緒に阿波踊りを盛り上げたい」とポスター作りを依頼した。
協会独自で阿波踊りのポスターを作るのは初めて。長年、阿波おどり実行委員会で作っているが、近年は踊り子の写真を使っており、アニメキャラクターの使用は約半世紀ぶりという。
ポスターは7月上旬以降、徳島駅周辺のほか、四国のJR主要駅、中四国、近畿の道の駅などに張る予定。
新しい試みとして面白い着眼点だと思います
東京と徳島がいろいろな形で親交を深められる話には親近感を感じてしまう今日この頃です