阿波踊り/Awa-Odori Dancing: 2008年10月アーカイブ

メモ

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たまには阿波踊りについて考えていることを整理しようと思います。

【目標】

-自分にとっての阿波踊りは稽古事なので技術を向上させること

-技術の向上だけではなく稽古を続けることで見識や視野を広げること

【技術について】

-阿波踊りにおいて「上手」や「下手」は何を基準にするのかはイマイチ明確じゃないような気がします。観る側の好みも「踊り」「音」によってそれぞれ違っており、「群」として捉える人もいれば「個」を好んで観る人も混在しているのではっきりこれがよいとは断言できない世界だと思います。

これらの要素を踏まえた上で、自分が思っている「上手な阿波踊り」の条件を文字にしてみると以下のポイントが出てきました。(あくまでも自分の目指す男踊りの形です)

・音と踊りが合っているか

・軸が体の中心に存在し、それが何時も左右にぶれないか

・重心が中心よりも低い位置に存在しているか

・前に出す足のつま先が立っているか

・どのような音にも対応できるか

・力の抜き加減が自然にできているか

・指先に意識をおけるか

・周囲に気を配りながら踊れるか

これらをベースにした上であとは「個性」をどれだけ出せるかが上手と下手の線引きになるのではないかと思います。結論から言えば上手いと言われる阿波踊りの形は無数にあり、これからもその数は増え続けるものだと思います。しかし、基本として抑えるべきポイントは必ず存在するのでしょう。

また、必ずしも上手な阿波踊り=好かれる阿波踊りではないところが難しいところなんでしょうね。

-基本形の踊りにどうやって味をつけ、それを個性に変えていくことは難しいですね。単調でもなく、かといって複雑過ぎても分かりづらい、そのような観点から見れば基本6に対してアレンジ4ぐらいの比率がよい気もするのですが、踊り場の雰囲気や周囲の環境に応じてこの比率を調整する必要はあると思います。

【まとめ】

「阿波踊りには特にこうしないといけないという明確な決まりは手足の出し方ぐらいしか本来ないのではないか?」という内容の話を聞いたことがあります。その話を聞いて思ったことは本質自体はかなりシンプルだということです。ただシンプルがゆえに難しく奥が深いのが魅力なのでしょう。

まだまだ覚えることは山のようにありますがひとつづつ時間をかけて地道にこなして継続することが上達するための最低条件なのだと思います。

2009年10月

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