→この世を救う聖徳太子の像
・飛鳥時代の秘伝中の秘伝
・釈迦三尊像との類似性
・神仏習合の象徴
2.『釈迦如来』深大寺(東京)
→東京にある7世紀の釈迦像
・神社、仏寺の多さ
・神社と仏寺の違い
・関東で最も古い釈迦如来像
3.『聖観世音菩薩』薬師寺東院堂(奈良)
→輝ける薬師寺の聖観者、中国経由でインド・グプタ朝の影響
・薬師寺金堂の復興を巡る論争
・薬師寺は南都七大寺
・気品の端麗さ、独自の写実
4.『増長天』當麻寺/たいまでら(奈良)
→厳かな當麻寺の四天王
・25体の菩薩が練り歩く
・當麻寺と役行者とのかかわり
・怒りの四天王像
5.『薩摩居士』法隆寺五重塔(奈良)
→語りかける白鳳の維摩像
・写実的な塑像造り
・塑像群から分かる当時という時代
・仏像における作家特定の重要性
6.『沙羯羅』興福寺(奈良)/将軍万福作
→あどけない奈良の少年の像
・蛇は信仰の対象
・頭から蛇を巻いた男児の蛇神
・像のモデルは基皇子(光明天皇と聖武天皇の子)
7.『須菩提』興福寺国宝館(奈良)将軍万福作
→日本のみほとけの姿
・世界一の男性の微笑み
・光明皇后が託された想い
・釈迦の十大弟子須菩薩
8.『不空羂索観音/ふくうけんじゃくかんのん』/奈良
→壮厳なる東大寺の中心観音
・仏像を間近に鑑賞する
・像に関する新発見
・作者は国中連公麻呂
9.『日光菩薩・月光菩薩』/東大寺法華堂/奈良
国中連公麻呂(クニナカノムラジキミマロ作)
→天照(アマテラス)が日光、月読(ツクヨミ)が月光
・清楚で高貴な二体の像
・明らかになってきた事実
・体操的な造形美
10.『千手観世音菩薩』/葛井寺/大阪
→千本の手を広げる天平の代表仏
・古典様式の完璧な姿
・国中連公麻呂を思わせる像
・緻密な造作に表れる人間性の深さ
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